屋根修理

トタン屋根の症状別修理法とは?修理業者の選び方3つのポイントを教えます!

トタンは軽量で安価なことから多くの住宅の屋根材として使われてきました。しかし劣化しやすいという特徴があり、定期的なメンテナンスが欠かせません。

こちらの記事ではトタン屋根の劣化症状別修理方法や費用の相場をご紹介します。修理業者の選び方やよくある疑問に対する回答もまとめていますので、ぜひ適切な修理方法を見つけるヒントにしてみてください。

トタン屋根の劣化症状で見る修理方法&費用相場

トタン屋根は他の屋根材に比べてサビやすく雨漏りしやすいという欠点があります。なるべく長く屋根を保たせるためには、どのくらいの劣化ならどんな修理が必要なのかについてきちんと判断することが大切です。

軽微な破損は部分補修で

トタンの一部がサビていたりめくれている場合、木製の桟(=垂木)を設けてトタンを敷く「瓦棒葺き(かわらぼうぶき)」で施工しているトタン屋根なら部分張り替えが可能です。ただし破損個所が多くなると費用がかさみ、葺き替えた方が安くなることも。

トータル金額を比較しながら、どんな修理が一番良いのか業者から見積もりを取って検討しましょう。

工事内容費用相場
部分張り替え10万~20万円
棟板金交換12万~25万円

ただしトタン同士を折り曲げて重ねて施工する「立平葺き(たてひらふき)」の場合、部分的な修理が難しくなります。また高い場所での作業では足場費用が15万~20万円ほど別でかかることがあります。

色褪せやサビには塗り替え

トタン屋根に色褪せやサビが見られたら塗装工事がおすすめです。トタンというのは鉄板の表面に薄く亜鉛でメッキされた「亜鉛メッキ鋼板」で出来ています。

この亜鉛メッキは紫外線などで塗膜と一緒に徐々に薄くなり次第に剥がれてきます。鉄板がむき出しになると雨水によってサビる原因に。

サビが発生したらなるべく早めに塗り替えすることをおすすめします。塗膜が剥がれるのは雨や紫外線による経年劣化の他に、以下のような原因があります。

  • 接着しにくい塗料を使用
  • 質の悪い塗料を使用
  • 塗膜が厚くなりすぎた場合

塗装で修理ができるのは範囲が狭いサビに限られます。サビが進行してトタンに穴が開いた状態なら、部分的に葺き替えるのがおすすめです。

トタン屋根の塗装費用はこのようになります。

工事内容費用相場
足場設置・撤去15万~20万円
高圧洗浄1.5万~2万円
下地処理4万~6万円
塗装(材料・施工費込み)15万~30万円

トータル費用は25万~50万円ほど、工期は10日~2週間前後かかります。

トタン屋根をはじめとする屋根塗装は、使用する塗料の種類やグレードによって費用が大きく異なります。屋根塗装に関する詳細は、こちらの記事をご覧ください。

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穴あきや重度のサビはカバー工法で対応

トタンに穴があくほどの重度なサビには、カバー工法で対応しましょう。カバー工法とは、既存のトタン屋根の上に新しい下地と屋根を被せる修理方法をのことを言います。

既存の屋根下地の劣化がなく、雨漏りが発生していない屋根におすすめの工法であり、トタン以外の屋根材に変えることもできます。瓦棒葺きのトタン屋根では、高くなった垂木部分に新たな下地を固定し防水シートと新しい屋根材を葺いていきます。

トタン屋根をカバー工法で修理する際の費用相場はこちらです。

工事内容費用相場
足場設置・撤去15万~20万円
下地処理20万~30万円
屋根葺き工事40万~60万円
軒板金加工2万~4万円

トタン屋根のカバー工法は75万~110万円が相場、工期は一週間~10日前後です。

下地の劣化や雨漏りが見られたら葺き替え

トタン表面だけでなく下地にかけて劣化している、雨漏りがすでに発生している場合は葺き替えで修理しましょう。

葺き替えとは既存の屋根材や下地を全て取り除き、新しい下地や屋根材に交換する工事を言います。劣化部分はすべて取り除けますので、雨漏りも高い確率でストップします。

古い屋根材の処分費が余分にかかり工期も長くなりますが、耐久性の高い新しい屋根材に交換することで家の耐震性や断熱性をアップできます。葺き替えにかかる費用相場は以下の通りです。

工事内容費用相場
足場設置・撤去15万~20万円
トタン撤去・処分費10万~15万円
下地処理18万~20万円
屋根葺き工事40万~60万円
軒板金加工2万~4万円

トタン屋根の葺き替えは総額で85万~120万円ほど、工事期間は1週間~2週間前後かかります。

トタン屋根の修理に関するQ&A

トタン屋根の修理に関して、質問の多い項目をご紹介していきます。

葺き替えにはどんな屋根材がいい?

トタン屋根を葺き替える場合、使える屋根材と使えない屋根材があります。トタン葺きの住宅では耐荷重や屋根勾配の関係で、日本瓦や化粧スレートが使われるケースはほとんどありません。再度トタンにするか、ガルバリウム鋼板で葺くことになります。

ガルバリウム鋼板は日本では1982年頃に生産が開始された比較的新しい屋根材です。ガルバリウム鋼板の特徴は以下の通りです。

  • 耐用年数が20~30年と長い
  • メッキがトタンよりも5倍以上長持ち
  • 金属屋根では最も軽量
  • サビができにくい
  • トタンよりも㎡単価が2千円以上高い

トタンよりも価格が高いですが、耐用年数が長く塗装メンテナンスもほぼ必要ありません。ランニングコストを考えると良い選択肢になるでしょう。

雨漏りにはどんな応急処置法が?

トタン屋根から雨漏りした場合は、屋外からと屋内からの2種類の応急処置法があります。

屋外からの応急処置法
  • 防水テープで雨漏り箇所をふさぐ
  • コーキングで亀裂部分をふさぐ
  • ビニールシートやブルーシートで広い範囲を覆う

屋外から屋根をビニールシートやブルーシートで覆う場合、テープで貼りつけるだけでは十分に固定されません。シートの端に土のう袋や重石などを置きましょう。

土のう袋は中に土を詰めると一つ15㎏以上します。屋根まで上げる際は、十分注意して必ず二人以上で作業をしましょう。

屋内からの雨漏り応急処置法は以下の通りです。

屋内からの応急処置法
  • 天井の雨漏り箇所に防水テープでふさぐ
  • バケツや雑巾を使って雨水を受ける
  • 屋根裏から雨水が天井にしみこむのを防ぐ

もし押し入れなどから天井裏に入れる場合は、天井裏で雨水を受け止めましょう。天井に水が染み込む前に対処できます。

修理はDIYでも可能?

トタン屋根の修理をDIYでしようと思われる方がいらっしゃるでしょうが、素人が屋根に登って修理するのはおすすめできません。というのも屋根の扱いに慣れていないと修理が失敗する確率が高く、そもそも屋根から転落してけがをする恐れがあるため。

屋根表面から確認できない下地の劣化も素人だと見逃してしまうため、悪する前に専門の業者に依頼しましょう。

メンテナンス法は?

トタン屋根のメンテナンス法は、主に塗り替えと葺き替えです。トタンはサビやすいため、塗り替えの前にサビを研磨で削り落とし、サビ止め効果のある下地材を使用します。

屋根を新しくしてから約10年が塗り替えのタイミングです。塗り替えから10年経過すると、トタン屋根の耐用年数が近づきます。

たとえ屋根表面にそれほど大きな劣化症状を確認できなくても、下地の野地板や防水シートが寿命となるため交換が必要です。築20年がトタン屋根葺き替えの時期と覚えておくと良いでしょう。

トタン屋根を修理する業者の選び方

トタン屋根を修理する業者の選び方にもポイントがあります。修理業者がまだ決まっていない場合は、以下の内容を参考にしてみてください。

症状に応じて塗装業者か板金業者に依頼

トタン屋根の修理では、修理内容に適した業者を選んで依頼しましょう。塗り替えなら塗装業者に、部分補修やガルバリウム屋根への葺き替えは板金業者に依頼することをおすすめします。

職人が在籍している直接工事の業者なら、中間マージンが発生せず修理費用が抑えられます。定期点検は塗装業者・板金業者両方が行っていますので、前回施工してもらった修理業者に見てもらうと良いでしょう。

地元の業者なら対応が早い

できるだけ近くの地元業者に依頼するのもおすすめです。修理後に何か不都合があればすぐに対応してもらえる他、現場までの交通費やガソリン代がかからず、全体の費用を抑えられるケースがあります。

地元密着型の業者なら、知人から仕事内容の評判も伺えるでしょう。地域の特性(暖地・寒地)に合った適切な屋根修理をしてもらえますので、修理業者は地方よりも地元の業者を選びましょう。

施工実績や施工例をチェック

「同じ屋根材の施工実績が豊富か」をチェックしましょう。業者のHPで施工例を掲載している傾向が多いので、どんな屋根材の修理が得意なのかを事前に確認できます。

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以下の記事では優良な屋根修理業者を見分けるポイントを8つご紹介しています。屋根業者を選ぶ際の参考にしてください。

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トタン屋根の修理に慣れた業者に依頼しよう!

トタン屋根はサビやすく耐用年数が他の屋根材に比べてあまり長くありません。しかし、定期的点検で状況を把握し、劣化がひどくなる前に修理するとトタン屋根の寿命を確実に延ばせます。

修理を依頼する塗装業者や板金業者を選ぶ際は、施工内容に応じて施工実績が豊富か否かを確認すると安心です。さらに、家から近い地元業者に依頼すると、経費を抑えられ工事費用が安くなることもあります。

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