屋根修理

4つの足場種類別の費用相場を解説!足場費用が変わる5つの理由とは?

屋根修理や外壁工事をするには仮設足場の設置が欠かせません。足場の種類によっては設置できる場所が限られていたり、設置費用が異なったりする場合があります。

足場費用が変わる5つの要因や業者を選ぶ際の注意点を踏まえて、適正価格で優良業者に足場を設置してもらいましょう。

足場種類別の特徴と費用相場

足場とは住宅等の建設工事現場で設置される仮設構造物のこと。高所作業する作業員がとどまっていられる場所を確保するために設置されます。

鋼製のパイプや枠などが使用されることが多く、その設置方法や設置場所に応じて4種類があります。

足場設置の1㎡当たりの単価は、使用する足場代とそれを組み立てる人件費が含まれています。実際に足場設置にかかる費用を求めるには、次のような計算式を使用します。

足場設置費用=1㎡当たりの足場単価×架設面積

足場には高圧洗浄の際の水しぶきや塗り替えのペンキが飛散するのを防ぐ「飛散防止ネット」を取りつける場合があります。足場費用とは別に㎡当たり200円ほどかかることを覚えておきましょう。

では足場種類ごとの特徴や㎡単価、組み立てにかかる日数を解説していきます。

クサビ型足場

クサビ型足場は「ビケ足場」ともいい、足を乗せる鋼板の幅が広いのが特徴。組み立てや解体が簡単なので作業日数はそれほどかかりません。

しかし足場の揺れを防止するためにハンマーでしっかりと固定する必要があります。このハンマー音が周囲に響いてしまうのがクサビ型足場のデメリットです。

住宅のリフォームや屋根工事では一番多く使われ、安全で楽な体勢で作業ができますが、足場の設置に広いスペースが必要なことから狭小地や隣家との隙間が無い場所では組み立てができな場合があります。

クサビ型足場の費用相場や組立日数はこちらです。

クサビ型足場の費用相場&組立日数
  • ㎡当たりの相場…1,000円~1,200円
  • 日数…半日~1日

単管ブラケット足場

単管ブラケット足場というのは、パイプ(単管)にブラケットという金物を使用して作業板を設置する足場のこと。ボルトを閉めながら組み立てていくので比較的安定しますが、しっかり組まないと揺れやすくなることも。

クサビ型足場よりもスペースを必要としないので、外壁と塀の間が狭い敷地にも設置できます。また強風に強いという特徴がありますので、風が吹き付けるエリアでも施工が可能です。

単管ブラケット足場の費用相場と組立日数はこのようになっています。

単管ブラケット足場の費用相場&組立日数
  • ㎡当たりの相場…800円~1,000円
  • 日数…1日~2日

単管足場

単管足場は「パイプ足場」とも呼ばれ、二本横に渡したパイプに乗って作業します。㎡単価が最も安いのがメリットですが、クサビ型足場や単管ブラケット足場と比べると足元が安定しないのがデメリット。

パイプの隙間に足が入り込んで事故が起きる可能性があるため、最近ではあまり見かけなくなりました。ただクサビ型足場を組めない程の狭い場所にも設置できるので、そのような場所限定で使われることがあります。

単管足場の費用相場と組立日数はこちらです。

単管足場の費用相場&組立日数
  • ㎡当たりの相場…600円~800円
  • 日数…半日~1日

屋根足場

急こう配の屋根を修理する際、作業員の安全確保と工事品質保持を目的として屋根に足場が架けられることがあります。一般的に屋根の勾配が5.5寸~6寸以上の場合や、海沿いの住宅など強い風が吹きやすい地域でも設置されます。

屋根の上に「井」の字で足場を組み、それに足を固定したり手で持ったりしながら作業します。急こう配の屋根でこの屋根足場を設置すると、作業効率が上がるだけでなく、安全に品質の高い工事ができるようになります。

屋根足場の費用相場&組立日数
  • ㎡当たりの相場…600円~950円
  • 日数…半日~1日

3階建て以上のマンションやビルには「枠組み足場」という足場が使われますが、一般住宅の屋根工事には上にあげた4種類の足場が主に用いられます。

足場費用が変動する5つの理由

上で見た通り1㎡当たりの足場費用はある程度の幅があります。様々な要因で変動しているのですが、ここではその要因について詳しく見ていきます。

足場の種類

足場には屋根足場を含めると4種類がありますが、家の周囲に設置する3種類を比べると、次の順で㎡単価が高くなります。

パイプ足場<単管ブラケット足場<クサビ型足場

もちろん設置場所に応じて決まった足場を使用することになりますが、足場業者の中にはクサビ型足場しか使わないという業者もいます。なるべく安く屋根修理をするには、足場の種類にも気を付けるといいかもしれません。

屋根面積や建物の規模

もちろん屋根の面積や建物の規模が大きければ大きいほど足場にかかる費用が高くなります。特に屋根足場を変える際は、屋根の面積が重要に。

また総二階の住宅に比べて、一階部分にも屋根がある「下屋付き」の住宅の方がジャッキ等の部材を余分に設置しなければいけなくなるため、足場費用が割高になります。

とはいえ作業する職人の安全を確保するためには、必要な足場はキチンと設置するようにしましょう。

地域性や立地条件

お住いの地域の特性や建物が建っている場所によって足場費用が変わることがあります。坂が多い地域や住宅が密集しているエリアでは、足場を組み立てるのに余分な手間がかかり、費用が高くなりがちです。

また敷地の入り口から建物までの距離があるお宅や段差がある住宅では、足場部材を運び込むのに時間を要し、足場費用がかかります。他にも現場の近くに業者のトラックが停車できるスペースがない、現場まで車で入れない場所での足場設置にも余分な費用がプラスされることがあります。

自社施工かどうか

屋根修理を請け負った業者が自社で足場設置もしている場合、足場費用を抑えられます。

通常、塗装業者や板金業者は自社で足場を組めないので、下請けとして足場業者に設置を頼みます。足場設置費に修理業者が受け取る利益分をプラスされて請求されることになるため、結果的に修理費用が高額になることも。

しかし自社で足場工事も出来る修理業者なら、安く足場を架けることが可能です。自社で足場工事もしているかのポイントは、会社の敷地内に足場用の倉庫があるか?足場単価を明確に表示しているか?などです。

修理業者を選ぶ際は上のようなポイントに注意しながら自社施工の業者を探してみてはいかがでしょうか。

工事期間の延長

屋根の塗装工事や葺き替え工事が長引くと、追加で足場費用が必要になることがあります。特に悪天候や長雨で工事が中断になった場合は、足場レンタル料が多めにかかり、請求金額が増えるでしょう。

ただ工期を短縮するために雨が降っていても工事を中断せず、無理に塗装を終わらせようとする業者がいます。工期は短縮されるかもしれませんが、塗料に水分が含まれて塗料がすぐ剥がれたりして再塗装になることも。結果的に費用の節約にはつながりませんので、工事は天候を見ながら適切に行いましょう。

屋根修理に適した時期についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみては?足場費用に追加料金がかかるのを防げるでしょう。

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屋根修理の足場費用に関する注意点

屋根修理では欠かすことのできない足場には、業者を選ぶ際や足場の種類を選ぶ際にいくつかの注意点があります。

「足場代無料」の業者は要注意

家に突然訪問してくる屋根修理セールの中には「今だけキャンペーンで足場代が無料になります」や「このすぐ近くで工事をしているので足場代をタダにできます」と言って強引に工事契約を結ぼうとするケースがあります。

これは悪徳業者によくみられる手口なので、決して騙されないように注意してください。結論から言うと足場代が無料になることは決してありません。

足場はパイプなどの部材をトラックで運搬してきて数人がかりで半日~1日かけて設置、解体する時も同様の手間と時間がかかります。戸建て住宅1件当たり、少なくとも15万~20万円の足場代となります。

この足場代が無料になるという見積もりを貰ったとしても、他の工事に足場代が上乗せされている可能性大です。それだけでなくもっと高額な工事代金を請求される可能性もありますので、「足場代無料」という業者とは契約しないようにしましょう。

安いだけの足場は安全性が低い

足場の㎡単価が相場よりも安すぎる業者は要注意です。足場の単価は㎡当たり600円を目安にして考えましょう。あまり安すぎる業者は手抜き工事といった品質に問題があるケースがほとんど。

安すぎる足場費用は設置のスケジュールが過密になりすぎている場合があります。事故の起きやすい足場工事では、焦って設置したばかりに重大な事故につながる可能性も。

また足場費用を抑えようと、足場の経験がない塗装業者が自分たちで簡単な足場を設置するという事例があります。足元が不安定になり事故の危険があるだけでなく塗装工事の品質も悪くなります。

優良業者を2~3社選んで相見積もり

足場費用を比較するには相見積もりが一番です。地元で足場の優良業者を選んで2~3社から見積もりを取ると、自宅の足場費用の相場が知れます。

1社からの見積もりでは地域適正価格を知ることができません。逆に5社以上から見積もりを取るとなると、現場調査や業者とのやり取りで大変な手間と時間がとられます。

足場工事の見積もりは基本的に無料で取れます。業者の探し方や相見積もりの仕方などが気になる方はこちらの記事もご覧ください。

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足場の適正価格を知って優良業者に依頼しよう!

屋根修理に必要な足場には設置方法により4種類があり、建物の規模や工事期間、立地条件に応じて相場価格が変わります。また自社施工の業者かどうかも足場費用を抑えるポイントに。

足場を設置する業者を選ぶ際には悪徳業者の「足場代無料」といったセールストークに惑わされず、優良業者から相見積もりを取って足場の相場を知る必要があります。

足場費用の相場についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事もお読みください。足場費用を安くする4つのポイントもご紹介しています。

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